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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第14章 春が来た
香菜side
上着を持って慌ててオフィスを出ると・・・。
はぁぁぁ~・・・・////////
息がつまるかと思った・・・。
・・・・・・。
振り返ってガラス張りのオフィスの・・・中で相田君を見ると・・・・。
同じ営業部の女の先輩と笑って・・・・話して・・・・。
あ・・・・。
ヤベッ!!!目合った!!!
私はそんなのを・・・見て・・・・。
逃げるの。
あの日は・・・きっと・・・。
相田君も奥様とご無沙汰で・・・きっときっと・・・・。
悶々してて・・・。
きっと・・・。
2回目の・・・。
事故。
オフィス脇の階段を降り、表参道駅の方まで歩いた。
もう春か・・・・。
桜が少し咲いてきて・・・街をピンク色に染めつつある・・・今日この頃。
私の心の中はまだ寒いけど・・・・。
孝ちゃんは・・・。
年末に一回帰って来て・・・。
元旦は帰らず。
2月に一回帰って来て・・・・。
それからまた・・・会ってない。
今は仙台に居ると言っていたけど、本当に居るのかって・・・あの日以来疑いの目で見てしまう私。
でも私もあの日・・・。
事故でも相田君に・・・・。
・・・・・・/////////
少し体を許してしまった。
だから孝ちゃんがもし・・何かしていたとしても・・・・。
何も言えないか。