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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第29章 傍に居て
香菜side
・・・・・・。
頭が・・・。
ボーーーっとするの。
さっきまで全然平気だったのに・・・・。
なんでだろう。
病院に行って・・・・。
・・・・・・。
ギュッと目を瞑った。
パパを・・・。
返して。
シーツを掴みまた顔を伏せると・・・・。
コンコン・・・て・・・。
ドアがゆっくり開いて、・・・・・。
「香菜ちゃん・・お粥作るから~・・ゼリー食ってる???」
・・・・・・。
香菜・・・ちゃん・・・。
ごめんね、・・・。
今孝ちゃんを思い出しちゃったの。
いつも・・・。
あの人・・・。
私の事を香菜ちゃんって呼んで・・・そのまた別の顔で、
パパって・・・。
宮君が私の横に来て・・私の顔を触った・・・。
「香菜ちゃん??」
・・・・・・・。
私は宮君の顔を見て・・・。
「香菜ちゃんは・・・ダメ・・・・。」
ごめんね、宮君・・・。
今は・・・。
辛いの。