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クレオメ~君の隣に居たい❤️
第4章 夏の過ごし方
香菜side
ご飯を食べた後お風呂に入り髪を乾かしリビングに行くと・・・・。
もう孝ちゃんの姿はなかった。
はぁぁ・・・。
まぁ・・・。
別にこんなの珍しい事ではないんです。
もう二人での旅行なんて・・・2年くらい行ってない。
孝ちゃんはサーフィンが趣味だから、こうやって仲間と一緒に波乗り旅行に行く・・・。
私はいつも・・・。
留守番だった。
仕事を始めてからそれはまた頻繁に・・・。
お互いの時間を合わせるのが難しいし孝ちゃんは出張続きでこっちに帰った時は私と過ごすよりも海・・・。
「はぁ・・・。」
ため息をつき・・私の脚元で尻尾を振るマメを抱き上げ・・・・。
「マメ・・・一緒に旅行に行こうね・・・(笑)」
私のことを寂しい女だって・・・同情しました???
・・・・・・。
大丈夫・・・。
私は・・・。
泣かないから・・・・。