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第5章 整形外科の秘密

一見して普通の整形外科の深野医院だが、隠された秘密があった。
官能に震えた初めての治療、満員電車での順の慰め、そして中途半端で終了した寂しい自慰・・
平穏でストイックな日々に突然沸いた、非現実の如き昨日・・
生理を明後日に控え、甘く疼く身体を抱えて治療に赴く紗季。
(今日も痛いコトされるのかなぁ・・？ でも、また、気持ちイイ事もシて貰えるかも・・昨日は、里穂がいたけど、今日は1人だし・・明先生、私だけに、直接、自分で治療してくれるかも・・)
明の容姿を想って、心臓が高鳴り、身体の奥がキュンと疼いた。