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第5章 整形外科の秘密

昨日の痴態を思いだし、里穂の顔をまともに見られない紗季。
「うふっ、先輩、気にしないで・・誰にも言わないから、でも、気持ち良かったんでしょ？」
「あ、う、うんっ・・」
「あの治療が明の理論なの・・女の娘を慰めながら、痛みの強い治療を施す・・辛さを和らげるだけで無く、女性ホルモンを活性化させて、自浄作用を高めて患部を治癒させる、どう、凄いでしょ？私達のモニターって、身体中の色んな部位に治療を受ける事よ」

(身体中・・？ 責められて、慰められるの？)
紗季の被虐願望に、また火が灯った。
「んっ、で、宣伝って？ あと、あの人達は？」
「うふふ、紗季さんも、モニターには興味持ったみたいね。宣伝は簡単よっ・・私達が施される治療を公開して、その効果を知らしめるだけよっ・・あの人達は、その見学に来たのよっ・・
勿論、無料じゃ無くて、ちゃんと、診察代を患者として貰って・・
まぁ、大抵の男達は、私達が治療で悶えるのを観たいんだけど・・
観せるだけだと、淫らなショーになっちゃって問題だけど、同じ患者が一緒に治療を受けるだけだから、大丈夫なの。勿論、保健も効くから、初診料を入れても3,000円くらいかなぁ？
あ、でも、3割負担だから、病院の手取りは1人、1万円以上ねっ。
先輩の場合、1,000人を越えたから、何と1千万円よっ・・
その半分を私達で分けるから、どう、凄いシステムでしょ・・」

余りの事に、唖然とする紗季・・