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会えたから
第14章 出会いは必然?
お風呂はファミリータイプで広く、とてもいい香りのボディーソープが置かれていた。

シャンプーもウチにあるのと全然違う、見たこともないようなブランドのもの。一通り貸してもらって上がると

・・あ、


服。。。。


考えなしな私。。。。落ち込む


とりあえずバスタオルを巻いてリビングの扉を少しだけ開ける。

あっくんは「あっ!」と気づいて

「ミオちゃんお風呂に籠ってて。Tシャツと短パンでよかったら僕の貸すよ」と言ってくれた

言われた通り、籠るとすぐに物音がして「ここに置くね」

華奢なあっくんのTシャツはそこまで大きくなく、何とかおかしくない程度には整った

リビングの扉をもう一度細く開けて

「ありがとう。すっぴんを見られたくないから、このままベッド借りるね。おやすみなさい」

「うん。おやすみなさい」

もぐりこんだベッドは臭いどころかいい香りと少しあっくんの匂いがしてそのまま眠りに落ちた


その夜




本当に何もない恐ろしく清らかな夜を過ごした
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