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会えたから
第15章 ダメ女街道
その日は結局家まで送ってくれて、なんとなく気まずい感じで帰宅した。

その翌週。カイ君からまた誘いが。

「どうしたの~こんなに間詰めて連絡くれるなんて珍しいじゃない~?!」

「俺はいつでもミオのことだけを思ってるからな~」

「ほんとテキトーだね~。誰にでも言ってるんでしょー」お互い軽い感じで喋って約束をした


この頃はカイ君が好きなのかも分からなくなっていて、仲のいい友達の一人だけど、気になってしょうがない存在。って感じ。
お互いに誕生日を祝うわけでなく、クリスマスを過ごすわけでなく。でも彼女の存在も未だに確かめてなく。。。。
あまりに儚い縁でしかつながっていないから、関係が壊れるのが怖いような。。。。

好きか?といえば、好き。

付き合いたい?といえば、付き合いたいけど、付き合ったら不安だらけだろうな~というような。

ホント中途半端

でも誘われたら断れない自分がいた
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