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会えたから
第25章 大晦日の出来事
大晦日は例年リキ軍団と、行きつけのBARめぐりをしてカウントダウンしたり、大騒ぎするのが恒例だった。どこで誰と約束するわけではなかったけど、いつしか皆合流してだんだん集団になって朝まで。っていうコース

大学3年の大晦日

夕方にカイから電話がある「今夜何してるの?」

「うーん、友達と大騒ぎ?」

「俺と〇〇公園のカウントダウン行かない?」そこは海辺の公園で、ものすごい人が集まるところ

「行きたい!行ったことないんだ~」

「じゃ、あとで迎えに行くよ」

そういって9時ごろ迎えに来てくれた。いつもの高級車はお正月だからか
ピカピカに磨かれている。車を少し離れた場所へ停めて、公園まで歩く。腕を絡めるとそのまま脇をギュっとしてくれた

カウントダウンが始まって花火が上がり、新年のキス。
キラースマイルに絆されて何度も何度もした

帰ろうと出口へ向かっていると
人目を引くゴージャスな美女が取り巻き男子を5人ほどつれて前から歩いてくる

???・・・

カイに向かってきた???

本能的に手を離し、立ち止まる

美女は私になど目もくれず、「カイの前で親指を立て、首を切るジェスチャーをして完全にご立腹の様子」

(こりゃヤバイな。。。)

カイは私から離れ、美女と二人で話をする

取り巻きは私に気を使って、いろいろ話してくれたけど全く頭に入ってこず、二人の後ろ姿をガン見していた

暫くして、カイが戻ってくる「いいの?私、大丈夫だから、さっきの子のところ行ったら?」精一杯の強がり。

カイは無言で私の手を取り、初詣でへ向かった。そう遠くはないところだけど、これほど長く感じるとは!!終始無言のまま 二人でお参りして「帰ろ」と私が言うと

「今夜は一緒」と初めて喋った

そもそも甘い言葉など吐かないカイ。短い言葉が甘く聞こえた

「うん。」///
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