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会えたから
第25章 大晦日の出来事
気まずい鉢合わせから、あまりしゃべらなかった私たち
カイは大晦日のラブホは混むからとビジネスホテルを取っていてくれた

二人で部屋に入る

「フフ狭いね~」

「だな」

「先にシャワー浴びておいでよ」そういわれて、シャワーへ行く。身体が冷えていたので、湯船にも浸かった

あがるとカイはどこかへ電話をかけている

(さっきの子かな。。。)

ムクムクと「誰と喋ってるの~~」と耳元で言いたい衝動に駆られたけど、チキンな私にはできなかった

そそくさと切ってカイもシャワーへ

私はベッドにもぐってウトウトしていた

隣にフワっとした感触があってカイが戻って来る。

「さっきの子、誰?」とか
「今日はどうして私だったのの?」とか
「そもそもココはさっきのゴージャスと来るつもりだったんじゃないの?」とか聞きたいことは沢山あったけど聞けない代わりにキスをせがんだ

いつもより濃厚なキス。

カイもさっきの事には触れない

私はモヤモヤを振り切るように積極的に求めた
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