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第26章 旅立ち

カイに恋してセフレに成り下がり
チー師匠に心酔して、性格もビジュアルも変わり
リキ軍団と遊びまくり、恋を拗らせまくり
あっくんとのセックスに溺れまくり
リョウとはそれきりになり
ダメ女と化した大学生活も終わりになった頃

カイは一流企業に就職が決まっていた
あっくんは家を継ぐべく、修行の為に子会社に就職
ノリちゃんは外資系
チーちゃんはいち早く就職していた

私は憧れの海外留学に行くことに決めていた。それも、一人きりで。
遊びまくっていたけれど、そのための資金はバイトでしっかり溜めていたし、
両親からの条件であり、自分の目標だった「首席で卒業すること」もクリアできた

行き先は、北米のとある都市。街並みが素敵で、英語だけでない言語が飛び交い
アートの街として知られていて、そこで、絵の勉強をするつもりだった

（まったく違うのですが、そこはボストンということにしておきます）
学校を探しビザを取得して航空機の手配当面のホテルの手配。全部自分でやった。

2年の予定だったが、拗らせまくった3人との関係を切るべくお別れを言った

リキは「たまには連絡してこいよ」
カイは「遊びにいくよ」
あっくんは「待ってる。」
三者三様の別れの言葉。あっくんには、いつ帰るか分からないから待っていないでね。といって飛んだ