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会えたから
第26章 旅立ち
ボストン(仮)に着くとそこはまだ雪国。

桜が咲き始めていた日本と違い第一印象は

「寒っっっ!!!」あわてて、コートを出して着る

ホテルに滞在中にまず部屋を探さないといけない「どうやって?」そこからスタート。
ホテルマンのお姉さんに相談すると、「新聞に載ってるやつはマージンとかなくていいよ」と教えてくれた。早速新聞を買って物色。しかし、間取りの表記もぜんぜん違うので、ちんぷんかんぷん。また、さっきのお姉さんに相談

私の希望を聞いてくれて、いくつか選びだし、「見に行った方がいい。」と、電話して先方へアポを取ってくれた。それから3日間くらいは毎日物件めぐり。

はじめは日本でいうワンルームでいいや。と思っていたが、
いくつか回るうち、現地の同世代の子とルームシェアしたい。
できたら歴史的建造物がいい。と思うようになり、再び探す。この時のホテルのお姉さんには本当にお世話になった

結局、築70年位の古い洋館で(ボストンだから洋館てのは おかしいけど、日本でいう洋館ってことで)
地元の大学生「ミシェル」(男)と、ニューヨーク(仮)から来た3歳年上の女の子「ヴィクトリア」が住んでいる広いアパートに住むことになった。二人は恋人でもなんでもなくて、ここのアパートで知り合ったというルームメイトだ

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