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会えたから
第27章 次の出会いは??
アユさんのことは気になったが、ター君とも、もう続ける気もなかったし、何しろ絵の方の課題が山積している状態。部屋に籠って課題をやっていると、日本人グループのロッキーから連絡があった

パブでアユの歓迎会をやるからおいでよ。というもの

イロイロ考えることはあったが、先日のは気のせいだと思うことにして、参加することにした。

ロッキーは純粋な日本人なのだけど、ボストン生まれボストン育ち。日本語も堪能で日本に興味津々。ついでに日本人の女の子も好き。ていうか、女好き笑
元はと言えばター君のクラスメイト。日本人グループに女子が少ないから、連絡してきたようだった

当日パブへ行くとまだ誰も来ていない。迷わず飲みながら待つ。そこへ、ター君&アユ登場

「こんにちは!」久しぶりに営業スマイル爆裂させて挨拶する
「皆まだ?」とター君。
何も言わず(てか、挨拶すらせず、)ただ立っているアユ。ター君に促されて、座る

私の前にアユ、その隣がター君

・・・気まずっ!!!

永遠に思われた気まずい時間を破ったのは

ロッキー

”HEY GUYS!!”

ロッキー、あんたが神に見えるよ。。。
ロッキーは迷うことなく私の隣に座り、私の持っていた酒を奪い、飲む。
「テメー自分で注文しろよ~~」

「のどか乾いてたんだ」

「知らんがな」気まずさに押されて、いつも以上にテンションをあげる私

そのうちにみんなが集まり、歓迎会開始~~

「今日は、アユの為に集まってくれてありがとう。これから仲良くしてやってね」とター君が挨拶(オマエそれくらい自分で言えよ)と思ったけど、乾杯したあとは、いつものようにワイワイと飲んでいた

30分ほどすると、突然アユが「私、帰る」と言い出す
さすがにター君が「皆がアユの為に集まってくれたんだから、もう少し居ろよ」ター君少し怒っている。
でも、アユはお先に。でもなく、サヨナラでもなく、そのまま帰って行った。「皆ゴメン!また後で来るかも」そう言い残して、ター君は後を追った
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