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第28章 帰国する

あっくんは無言でどんどん歩いていく。方向はあっくん家の方。

「家には行かない！！行きたくない！！」大声で叫ぶ
あっくん、無言。。
「やめてあっくん！怖い！！」そういうと
笑顔で、「ウチで話そ」キラーン（久しぶりに出ました）
その笑顔が怖くて怖くて、何度も引き離そうとするけど、離してくれない。

「分かった話す。３Ｂの店に行こ」
「あそこは誰に聞かれるか分からないから」
「じゃ、リキ呼んでいい？」
「リキには関係ない」そういいながらもどんどん歩く。
「じゃ、チーちゃん」
「チーちゃんも関係ない。僕たち二人の問題でしょ？」
今更だが、ノリちゃんについてきてもらわなかったことを後悔する。。

あっくんの力は狂人的に強くて、離れない
怖くて泣きながらも、振りほどこうとするが、振りほどこうとすればするほど、手が食い込んでくる。そうしているうちにあっくんのマンションまで来た
オートロックを開けようとしたとき、一瞬手が緩んだので、そのままダッシュで逃げる

あと少しで３Ｂの店。っていうところで捕まった

大声で「３Ｂ！！！」と叫ぶ

あっくんが平手打ちをして私は倒れた。店の誰かに聞こえたら助けてくれるかも。。と思い何度も３Ｂを呼ぶ

店から３Ｂではないけど、リキ軍団の一人が出てた「助けて！！」そういうと
あっくんは、「ミオはちょっと錯乱してるみたい。大丈夫だから連れて帰るよ」とこともなげに言う
軍団の子は「ミオ、大丈夫？」と聞くので
「助けて。。。」と最後の力で言った
リキ軍団は「とりあえず、店で休んだら？錯乱してるんでしょ？」そういって、店へ誘った

あっくんは渋々店に入り、私を店の隅に座らせ、逃げられないように隣へ座った

あっくんは店のバイトの子に飲み物を注文する
その間も腰にガッチリ手を回し、立てないようにHOLDされていた

ほどなくして、3Bが外から戻ってきた
私とあっくんを店の隅に見つけると、営業スマイルで「あっくん！ひさしぶりじゃん！」
「ひさしぶりです。ちょっとミオが錯乱したみたいで、店の前でパニックになってたから、入らせてもらったよ」平然と言う。
私は何とか状況を伝えようとするが、うまい方法が見つからない