この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
会えたから
第7章 天敵
ある日の放課後

リョウと一つの机に向かい合って、話をしていた
机の上に重ねられた二人の手。
リョウの長い指が私の手を撫でるように動いていた。
なかなかデートできない私たちの貴重な時間。

廊下の窓を開けっぱなしていたら、ブルが通りかかり見られていた
その時は黙って通り過ぎたが、むかつくから全部閉めて
また二人で手を重ねていた。いい雰囲気になってきてリョウと見詰め合っていた時、
教室のドアがものすごく乱暴に開き
「オマエタチ何してるんだ!!」と怒号が!!

リョウが爽やかスマイルで「別にやましいことはしてませんよ。僕たち喋ってただけです」
そういうとリョウには甘いブルは「松田、変なことすんなよ」と言い捨てて去って行った

今なら、「先生、何を妄想してらっしゃるんですか?先生の方が変な想像してるんじゃないですか?今夜のオカズは教室シチュですか?」くらい間違いなく言い返すが、当時はただ黙って下を向いていた

「私が窓閉めちゃったから怒られちゃったね。ゴメン」というと
「気にすることないじゃん?悪いことしてるわけじゃないし」そういってくれたが、それからは場所を変えて二人で喋るようになった
/425ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ