この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
会えたから
第7章 天敵
ある日の放課後
リョウと一つの机に向かい合って、話をしていた
机の上に重ねられた二人の手。
リョウの長い指が私の手を撫でるように動いていた。
なかなかデートできない私たちの貴重な時間。
廊下の窓を開けっぱなしていたら、ブルが通りかかり見られていた
その時は黙って通り過ぎたが、むかつくから全部閉めて
また二人で手を重ねていた。いい雰囲気になってきてリョウと見詰め合っていた時、
教室のドアがものすごく乱暴に開き
「オマエタチ何してるんだ!!」と怒号が!!
リョウが爽やかスマイルで「別にやましいことはしてませんよ。僕たち喋ってただけです」
そういうとリョウには甘いブルは「松田、変なことすんなよ」と言い捨てて去って行った
今なら、「先生、何を妄想してらっしゃるんですか?先生の方が変な想像してるんじゃないですか?今夜のオカズは教室シチュですか?」くらい間違いなく言い返すが、当時はただ黙って下を向いていた
「私が窓閉めちゃったから怒られちゃったね。ゴメン」というと
「気にすることないじゃん?悪いことしてるわけじゃないし」そういってくれたが、それからは場所を変えて二人で喋るようになった
リョウと一つの机に向かい合って、話をしていた
机の上に重ねられた二人の手。
リョウの長い指が私の手を撫でるように動いていた。
なかなかデートできない私たちの貴重な時間。
廊下の窓を開けっぱなしていたら、ブルが通りかかり見られていた
その時は黙って通り過ぎたが、むかつくから全部閉めて
また二人で手を重ねていた。いい雰囲気になってきてリョウと見詰め合っていた時、
教室のドアがものすごく乱暴に開き
「オマエタチ何してるんだ!!」と怒号が!!
リョウが爽やかスマイルで「別にやましいことはしてませんよ。僕たち喋ってただけです」
そういうとリョウには甘いブルは「松田、変なことすんなよ」と言い捨てて去って行った
今なら、「先生、何を妄想してらっしゃるんですか?先生の方が変な想像してるんじゃないですか?今夜のオカズは教室シチュですか?」くらい間違いなく言い返すが、当時はただ黙って下を向いていた
「私が窓閉めちゃったから怒られちゃったね。ゴメン」というと
「気にすることないじゃん?悪いことしてるわけじゃないし」そういってくれたが、それからは場所を変えて二人で喋るようになった