この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
会えたから
第9章 春は出会いの季節
塾を出るとふいにこちらを向いて「ミオちゃんっていうだね。俺、カイ。木下カイ」
(知ってますえぇ~~~え知ってますとも)とか思いつつ
「私は 松田ミオ」
「その制服は星ヶ丘高校だね。俺は~青城学院の2年!」
(おぉー!同い年ですかぁ~~~その制服が眩しいですぅ////)
「カイ君はどの電車?」(知ってるけど)
塾のある駅は大きな駅ではないけど、いくつかの路線があるターミナル。
「俺?星ヶ丘線方面」
(うんうん。毎週ストーカーのように見てましたからね。)
「私も。」
「じゃ、一緒に帰ろう」
(え?え?いいの?いいの??わーーマジかっ!!ホレてまうやろ~~~)
二人で並んで駅へ向かう。
向かうといっても駅は目の前。二人で改札を抜けて、電車に乗る。
「何駅?」カイ君が聞く。
「太鼓橋。カイ君は?」
「俺は、春原。」(うんうん。それも知ってる。いつぞや後を付けましたからね)
「青城なのにどうして塾行ってるの?国立でも狙ってる?」
青城学院は大学付属高校。内部進学のはずだ。
「進学がヤバいんだよねー」まさかの答え!!
「え?!進学?どういうこと?!内部進学じゃないの?」
「いや、内部でも3割くらいは落ちるんだわ。俺ボーダーだから。。。」
「なんか、変な事聞いてゴメンネ」
「全然!!まーったく気にしてない。1浪したら上がれるし。」
(なんだそのシステム??)
などと話している内、5分ほどで太鼓橋駅に着いた。便利だが、近いことを呪うよ。。。
「じゃあね」
「おう!またな」
(え?え?「また」があるんですか?期待していいですか?)
少しだけ距離が縮まった二人
(知ってますえぇ~~~え知ってますとも)とか思いつつ
「私は 松田ミオ」
「その制服は星ヶ丘高校だね。俺は~青城学院の2年!」
(おぉー!同い年ですかぁ~~~その制服が眩しいですぅ////)
「カイ君はどの電車?」(知ってるけど)
塾のある駅は大きな駅ではないけど、いくつかの路線があるターミナル。
「俺?星ヶ丘線方面」
(うんうん。毎週ストーカーのように見てましたからね。)
「私も。」
「じゃ、一緒に帰ろう」
(え?え?いいの?いいの??わーーマジかっ!!ホレてまうやろ~~~)
二人で並んで駅へ向かう。
向かうといっても駅は目の前。二人で改札を抜けて、電車に乗る。
「何駅?」カイ君が聞く。
「太鼓橋。カイ君は?」
「俺は、春原。」(うんうん。それも知ってる。いつぞや後を付けましたからね)
「青城なのにどうして塾行ってるの?国立でも狙ってる?」
青城学院は大学付属高校。内部進学のはずだ。
「進学がヤバいんだよねー」まさかの答え!!
「え?!進学?どういうこと?!内部進学じゃないの?」
「いや、内部でも3割くらいは落ちるんだわ。俺ボーダーだから。。。」
「なんか、変な事聞いてゴメンネ」
「全然!!まーったく気にしてない。1浪したら上がれるし。」
(なんだそのシステム??)
などと話している内、5分ほどで太鼓橋駅に着いた。便利だが、近いことを呪うよ。。。
「じゃあね」
「おう!またな」
(え?え?「また」があるんですか?期待していいですか?)
少しだけ距離が縮まった二人