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会えたから
第9章 春は出会いの季節
相変わらず、ヘタレな毎日の私。

それでもカイ君の最寄り駅だけは突き止めていた(ストーカー行為だなこれ)


ある日、事務局へ行くと、そこには。。。


カイ君!!!

私は意識しているのがバレないように端へ座り、事務のお姉さんと話す。

カイ君はノビタと雑談をしていた

「なあ、ミオ??」突然ノビタに呼ばれる。

「はっはっはい???」

「どうしたの?顔赤くして。。。」

(いやいやそういうこと言わないでよ)


「ノビタなんだっけ??」と(平然を装って)答える

そこから、ノビタ、カイ君、事務のお姉さん、私の4人で雑談が始まる

正直話なんてまったく入ってこない。。


ドキドキドキドキドキ。。。。


心臓の音が聞こえそうな程、大きく打つ(顔赤くないだろうな。。。心配///)



物凄く長く感じたけど、多分10分ほどだろう

「じゃ、俺帰るわ」カイ君が立ち上がった

すると、いままでのドキドキが嘘のように「じゃ、私も。。。」と自分も立っていた。

(これじゃ、一緒に帰ろうと誘ってるみたいじゃないの=3)

と思ったが、とにかく一緒に事務局を出た

「「さようなら」」
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