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ディープフォレスト
第1章 儀式
やがて
唇を離し
喘ぐようにまた
彼は呟いた。
「すげぇあったかい。いい匂い…やわらかい」
ぎゅう、と
抱きしめられ
エバーは
顔の赤くなるが
自分でもわかった。
「あの…、まだ樹液あったのでとってきます」
彼の腕を解いて
身を起こす。
まだぼんやりして
事態の把握をしていない彼は
エバーのことを
目で追っていた。
(…ここは…どこだ…)
(…あの娘は…だれだ…)
エバーは
少し離れた場所で
木登りを始めた。
ハラハラと
服の役割を終えた草が
何本か抜け落ちていく。
寝転んだまま
エバーを見上げていると
裾の千切れた
短いスカートから
中が見えた。
(…………あ)

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