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ディープフォレスト
第1章 儀式
タァーナは
長い髪をかきあげ
一つにまとめると
綺麗に編んだ蔦と花で
手早く結い上げた。
「いいわ、特別に話してあげる」
妖艶な笑みを浮かべて
エバーを撫でるタァーナは
エバーにとっては
憧れであり
頼りになる存在だ。
「儀式は一度だけだもの。後悔ないようにしないとね」
エバーは
コクコクと頷いて
タァーナの手をとり
いつものように
マッサージを始めた。
「フォレスト様の儀式の祭壇に行くと、こんなふうに寝そべる台座があるわ」
タァーナの腰かけている
木製の台座は
なだらかなカーブを描き
半身を起こしたまま
手足を投げ出して
眠ることもできる。
「もっとも、フォレスト様の祭壇は蔦がいっぱいで苔もはえているから、もっと触り心地は違うのよ?」
エバーは
頭の中に
イメージを膨らませ
タァーナの言葉通りに
思いえがいた。

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