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ディープフォレスト
第3章 命題
頭の中で
イメージを重ねる。
何と言えば通じるか、
もっともらしいことを
言わなければ
簡単に
聞き流されてしまうだろう。
心配そうに
みつめてくるエバーに
アキトは小さく
「よし、」と頷いた。
何としても
エバーを守りたい、
そんな気持ちがある。
エバーがそれを
特別望んでないにしろ、
アキトの価値観や倫理観では
到底許されることではない。
守る、など
実に
独りよがりな正義であるが
自分の納得のいかないことは
どうあっても出来ない。
「大丈夫だ、オレに任せておけ」
「うん」
エバーは
アキトが何をしに
ここに来たかさえ
理解はしていない。
それでも
アキトがエバーのために
何かを
成し遂げようとしている、
そのことは
伝わっていた。

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