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セックスと愛とフレグランス
第7章 兄の彼女
もう勘弁してくださいよぉ、と高校時代に戻ったような口振りでいう智広に愛先輩は声を上げて笑いながら、「やっと昔の智広くんに戻ったね」と返した。
このやり取りのおかげで二人の間に立ちはだかっていた見えない壁が霧散したような気がした。
「自分は昔のままです。全然変わってませんよ」
すると愛先輩はゆっくりと首を横に振った。
「ここにいる智広くんは高校生の時とは全然違うなって思った。確かに、長い間会ってなかったから当然といえば当然かもしれないけど」
このやり取りのおかげで二人の間に立ちはだかっていた見えない壁が霧散したような気がした。
「自分は昔のままです。全然変わってませんよ」
すると愛先輩はゆっくりと首を横に振った。
「ここにいる智広くんは高校生の時とは全然違うなって思った。確かに、長い間会ってなかったから当然といえば当然かもしれないけど」