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第2章 インポとED

セクシーな女性を認識してしまうと、興奮がおさえられずオナニーを我慢できなくなってしまうからだ。

だがそんな努力も空しく、結果的に勝見愛を満足させることはできなかった。

「黙っていたらなにもわかりません」

腕を組んだ勝見愛がふんっと鼻を鳴らした。

俯いていた智広は上目遣いで勝見愛の顔をちらりと覗く。

思わず言葉を失った。

先ほどまでの快感に溺れる顔はすでにそこにはなく冷たい表情を張りつけた女性が座っていたからだ。