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第2章 インポとED

慌てて視線を逸らした。

勝見愛の背中越しに見えるベッドサイドのデジタル時計が目に入る。

こう着状態に突入して十分が経過していた。

いくら宿泊で入店したとしてもこのままの状態を続けるのは無理がある。

名誉挽回のためにもう一度本番をお願いしてみようか。

あのぉ、と智広が口を開く。

「できれば、もう一度だけチャンスをくれないかな。今日はお泊りだから時間もたっぷりあるし、ゆっくりお風呂にでも浸かってリラックスしたらここも復活すると思うんだ」自らの股間に手を添える。