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郁美の真実 〜妻を閉じ込めた魂の檻〜
第7章 〜Uとの心理戦〜
引き続きUとのメールのやり取りを続ける。


「そういえば、以前郁美さんの調教に呼んでもらったときに撮った画像、まだ送ってなかったですね。動画から切り出したからヘタクソでブレブレですが送っておきます。」

○公園でUが郁美を調教したときに隠れて撮った動画から、適当に切り出した画像4枚に、ある1枚の画像を加えて送信した。

ある1枚。

この画像を見るとUは私を軽視できなくなる。

この画像は撮影当時、それほど意図して撮ったものではなかった。

郁美がUに調教を受けた当日、わが家に帰宅して玄関扉を開けている画像だ。

なんの変哲もない画像だが、キレ者のUなら、この画像に恐怖を覚えるはずだ。

送信後15分ほど間をあけてUから返信があった。

U
「この画像、5枚ともあの日撮った画像ですか?」


「あの日の画像です。ブレブレでヘタクソですよね。すみません。」

またしばらく間が開く。

U
「SEさん怖いな...5枚目...」

さすがUだ。

画像の意図が瞬時に理解できたらしい。

そうだ。怖いはずだ。

なんの変哲もない5枚目の画像。

郁美の顔は写っていない。

しかし、郁美の服装は当日のものだ。

そして、郁美の自宅玄関が写っている。
(私の家でもあるのだが)

Uは郁美の調教が終わったあと、私に後をつけられたと思ったはずだ。

そして、私がいつでも郁美がどこの誰かなのかを知ることが出来る、もしくはすでに郁美の素性を知られているかもしれないと感じたはずだ。

「郁美の素性がネットで拡散されでもしたら大変なことになる。」そう感じただろう。
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