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郁美の真実 〜妻を閉じ込めた魂の檻〜
第8章 〜郁美、小学5年生 地獄の始まり〜
少し夢中になり過ぎたのかもしれない。

郁美が空想のために目をつぶっていたが、強く引っ張ったロープがワレメを締め付けた快感に思わず目を見開くと...

そこに叔父が立っていた。

郁美は叔父の姿を見るや、一瞬頭が真っ白になってしまった。

足首や膝を縛り、スカートをたくし上げ、下着姿の股間には縄跳びのロープが食い込んだ姿で身動きは取れない。

今、自分がしていた行為について、何を説明しても叔父には理解してもらえないだろうという絶望を感じた。

今の郁美にできる精一杯の行動は横向きになって身体を丸め、叔父に背を向けることだけだった。

叔父が、なにか深刻で怒ったような口調で語りかける。

「郁美?これはどういうことだ?」

郁美は頭が真っ白で、なんの返答もできない。

すると、先ほどよりやや大きな声で叔父が言葉を放つ。

「郁美!こっちを向きなさい!」

郁美はこれまでに聞いたことのない叔父の怒ったような声に驚き、身体をビクっとさせると、ゆっくりと起き上がりうつむいた。
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