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郁美の真実 〜妻を閉じ込めた魂の檻〜
第9章 〜蹂躙される幼い蕾〜
郁美もまだ小学5年生と、幼いとはいえバカではない。

叔父に逆らえない立場で、誰の助けも来ない場所では、叔父の「治療」と称する行為に耐え、時間が過ぎるのを待つ他ないと悟った。

郁美は、幼い心に絶望と諦めの入り混じった憂鬱な心情を抱えながらも、それに耐えるしかなかった。

叔父は郁美を寝室に招き入れると「治療」が始まった。

室内には三脚が立てられ、ビデオカメラが置かれている。

当時、ビデオカメラはデジタル化されて間もない時期で、かなり高価なものではあったが、叔父は経済力にモノをいわせて低俗な使い方をしていた。

叔父はおもむろにビデオカメラを操作し始め、カメラの起動が終わると、郁美に言った。

叔父
「今日からは治療の効果を見るために、記録を取ることにするよ。」
「さあ、郁美、服を全部脱ぐんだ。」

郁美はしばらくうつむいていて黙り込むという、弱々しい抵抗を試みた。

すると叔父が語気を荒げる。

叔父
「郁美!言うことが聞けないのかな!これはおまえのためなんだよ!やっぱり郁美がエッチなのを治すには、お父さんやお母さんに頼らないとダメなのかな?!」

郁美は、少し大きめの叔父の声で「ビクっ」と身体を揺らしたが、諦めたようにゆっくりとブラウスのボタンを外し始めた。
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