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郁美の真実 〜妻を閉じ込めた魂の檻〜
第10章 〜背徳への萌芽〜
性交の前段に行われる悪戯。

手足を拘束しての、執拗な性感帯への器具を使用した刺激。

郁美ががどんなに懇願しても、叔父の電マが郁美の幼いワレメを刺激し続ける。

郁美の心がどんなに拒んでも、強烈な快感が思考を奪い、強制的に性的絶頂に追い込まれる。

幼い郁美の心は深刻な矛盾に苦しむ。

「エッチなのは悪いこと、エッチなのは恥ずかしいこと。」

しかし、ふとしたとき、幼い郁美の脳裏に、強烈な性的絶頂の記憶が蘇る。

郁美はこらえきれず、自らの股間を学習机の丸い角に押し付けてみる。

当然同じ快感は得られない。

「...して...ほしい。」

そんな考えが一瞬頭をよぎるが、本来の郁美が全力で否定する。

「ダメ、そんなのダメ!」

「叔父さんから逃げたい!」

「逃げないとダメ!おかしくなっちゃう!」

自分の中にこらえきれない矛盾を抱えきれなくなり、郁美はある決断をした。
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