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郁美の真実 〜妻を閉じ込めた魂の檻〜
第10章 〜背徳への萌芽〜
早紀
「お姉ちゃんね....学校で....友だちに聞いて....部屋で自分でエッチなことしてみたの....そしたらね、パパに見つかっちゃって...」

「パパすごく怒って、こわくって....たたかれたりしたの....」

「それでね、こんなエッチな子は、ほかの家の男の子とエッチなことをするようになるって....」

「パパが早紀がエッチなのが治るまで治療するって言われたの....」

「それでね、ずっとパパの書斎に連れて行かれてた....」

「早紀はエッチが治るまでパパとセックスするんだって言われて....」

「郁美も....されたの?....」

郁美
「うん....」

早紀
「ミナーヴァ!....ううん、地下鉄のところに連れていかれたの!?」

郁美
「み....なに?」

早紀
「行ってないのね!....ううん、いいの....」

郁美
「?」

早紀
「........」

郁美
「お姉ちゃん!いっしょにおねがいしよう?」
「もうエッチなことしないから、ゆるしてって!」
「ふたりでおねがいしたらきいてくれるよ!」

早紀
「...だめ...怖いの...パパ、すごく怖いんだよ?」

郁美
「...でも、もういやなの...お姉ちゃんはいやじゃないの?」

早紀
「...お姉ちゃんも...いや...」

郁美
「じゃあ、ふたりでおねがいしよう!もうエッチなことしないから、だいじょうぶだからって!」

「ふたりでおねがいしたらきいてくれるよ!おねがい!お姉ちゃん!」

早紀
「....うん....郁美もいっしょにおねがいしてくれるのね?」

郁美
「うん!がんばろう!叔父さんにゆるしてもらおう!」

早紀
「....うん....おねがいしてみようか」

郁美
「うん!」

こうして郁美と早紀は、叔父からの性的虐待から逃れるための幼い共同戦線を張ることにした。
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