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初めて女を抱くらしい私の護衛に甘やかされ過ぎて困っています
第7章 大きさの問題
(ああああああなんなんだこいつああああ!)
「んっ……あ、やぁ……っ……ぅ」
仕方が無いのでそのまま触った下履きはぐずぐずに濡れていましたが、このままでは布越しにしか触れません。ローゼルは先程自分で胸に触れていた時の様に、眉をよせて切なげな声を漏らしました。
「あああもう!失礼しやすっ!」
「あ……は、ん……ぁあん!」
ローゼルの柔らかく滑らかな内腿に手を滑らせ、そのまま下履きの縁から指を突っ込みました。
「っあ、あ、ぁあん、いっ、ん」
とろとろに蕩けた泥濘に無理矢理直接触って掻き混ぜると、ローゼルの声に艶やかな色が加わって、甘える様な響きを含み始めました。
それは、大変宜しかったのですが。
(ああああ、クッソ動かし辛ぇえ!)
手を突っ込んだ下履きの素材は、布ではなくてレースでした。胸をおっきくする下着は普段着ではなく盛装向の下着なので、豪奢な素材で作られています。その繊細なレースが湿っている所にビスカスの指が突っ込まれ、ローゼルの髪より細い巻き毛が覆っている奥を無理矢理を弄っているので、あれこれがぐじゅぐじゅに指に纏わって、縺れて来る事この上有りません。
(破っちまうか!?……や、駄目だ、正気に戻ったお嬢様がなんて仰るか……それに、こっちより、むしろ、)
ビスカスは目の前のおっぱいを忌々しげに睨み付けました。
ローゼルが身に着けているのは、ビスカスの宿敵とも言える紐が、嫌と言う程付いてる下着です。下履きの方はとりあえず無理矢理にでも目的地に触れられていますが、こちらの生のおっぱいには触りたくとも全く触れません。
「ぁ、んっ……」
「リュリュ、これ、脱いでもらえやせんか?」
「いや。」
歯でおっぱいの先端らしき所を甘噛みされて気持ち良さそうに目を潤ませたと言うのに、ローゼルは無慈悲に即答しました。
「なんでっ?!」
「ぬいだら、おっぱい、ぺちゃんこ……」
(またそれかよ!!)
「全然ぺちゃんこじゃねーですって!……ああああもう脱がせますよ良いですね!」
ビスカスは意を決して、紐と格闘を始めました。
しかし、どんどんどんどん迷い道に入り込み、最初よりも結び目が増えていき、解ける気配も見えないどころか、どんどんどんどん遠ざかって行きます。
「……こんのおっ、紐野郎ぉおっ!!」
とうとう、忍耐の限界が来ました。