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初めて女を抱くらしい私の護衛に甘やかされ過ぎて困っています
第7章 大きさの問題

 ローゼルの今の座った姿勢では、下着が邪魔して指すら突っ込み難いのです。それより突っ込み難そうな物など、今のままでは入らないでしょう。

「……リュリュ?」
「んっ……なぁに……?」
「ちっと、寝っ転がってみやしょうか?」
「だめ。」

 瞳を蕩けさせてビスカスの手に秘所を擦り付けていると言うのに、ローゼルは仰向けになれば横から突っ込めるだろうというビスカスの算段を無情にも却下しました。

「なんでっ!?」
「寝っ転がったら、おっぱいぺちゃんこ……」

(……ああああああ?!まだそれなのかよ!?)

 仰向けを封じられて手詰まりになったビスカスの頭に、天啓が閃きました。

「リュリュ?」
「なぁにっ」
「今、おっぱい大きくなる方法を思い付きやした」
「え?」
「ちっと、こっちに尻向けて」
「ん」
「で、下向いて」
「んっ」
「ほーら、おっぱいおっきくなりやしたねー?」

 ローゼルは言われた通り、長椅子の上で四つん這いに近い格好になりました。おっぱいが下を向いて居るのですから、重みで下がって確かに大きくは見えています。

「ほんとね、おっきい!」
「ねー、おっきいですねー?良かったですねー」

 ローゼルが片手で自分の胸を嬉しげにたぷたぷ触って居る隙に、ビスカスは下衣を脱ぎ捨てて、目の前の愛らしいお尻を覆っている下履きを、そーっとずらしました。
 案の定、上手く隙間が出来ています。

「……すいやせん、ちょいと失礼っ」
「えぁ?ぁああんっ!?」
「っう」

 強引に中に突っ込むと、ローゼルは背中を反らせてお尻を突き出した様な格好になりました。隙間を開けた下履きの縁が己に引っ掛かり、ビスカスは微妙な刺激に目眩がしました。

「やっ……べ……」
「っゃあ、あ!あっ、あ、おっきい、おっきいのぉ」

(っ!!クッソエロっ……)

 ローゼルの「おっきい」には、主語が有りませんでした。何がおっきいのか紛らわしい事この上無いその喘ぎには、ビスカスをおっきくするのに十分な効果が有りました。ローゼルは自分の胸を弄りながら腰を振っておりましたが、次第に崩れて、上半身が長椅子に沈みました。

「んっ、ん、ん」
「リュリュっ、おっぱい潰れちまいやすから、ひっくり返りやしょうね」
「んっ、ん……あぁん……」

 ビスカスは苦しそうに頷いたローゼルから、一旦自分をずるりと引き抜きました。
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