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セイドレイ【完結】
第34章 解放区
「…高崎っ…?お前っ………」

本山の肉棒は完全なまでに硬くなった。
ついさっきまでは、そのあまりの惨たらしさに性欲など遠のいてしまっていたはずなのに。

今の亜美は、貴之への贖罪の念から、その破壊衝動が内へと向かってしまっているのだろうか。
それとも本当に、度重なる陵辱によって被虐性に目覚め、火がついてしまったのだろうか。

本山には分からなかった。
強いて言うなれば、その両方かもしれない、と思った。

言い表せぬ恐怖を感じつつも、こんな状況にも関わらず興奮し硬さを増す自身の愚息を呪った。

しかし、そうさせているのは、他でもなく目の前にいる少女の仕業では無いのか。

「…高崎っ…んんっ……ダメ…だ、ちょっと落ちつけって……やめろぉ…そんなんしたらっ…イッちまうだろうがっ…!」

本山は発射寸前の肉棒を、なんとか亜美の口から引き抜く。

「あんっ……」

名残り惜しそうな表情を浮かべる亜美。

「…いいか?今日はもう帰ろう…な?ちょっと冷静に…」

「せんせい…いれて?」

「…は?」

「おねがい……せんせいのおちんぽで…おまんこして……?」

「お前何言って…!あのなぁ、先生はお前のマンコには入れちゃいけないことになってんだよ!…ていうか今はそもそもそういう問題でも無いだろ??」

「…したくないの?」

「ぐっ…いや、だからそういうこどしゃ…なく……て、おい…?」

亜美は自分の指で膣口を開いて本山に見せると、こう言った。

「だれにも…いわないから……ね?」

「…んんんんっ!畜っ生ぉぉ!!」



本山は我を忘れて、亜美の膣口に肉棒を突き刺した。
膣内いっぱいに充満する他人のザーメンを掻き出すように、いつになく激しく腰を打ち付けた。

久々の亜美の膣肉の感触は、やはり尻の穴とは全く違う快感を本山にもたらした。
本山の肉棒に吸い付き、絡みつき、絞り上げるように膣壁がうごめいていた。

それから明け方まで、二人はお互いのカラダを貪り尽くした。
禁じられていた膣内への挿入と射精を、本山は何度も何度も繰り返した。

亜美が田中のアパートへ戻る頃には、既に夜は明けていたーー。
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