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セイドレイ【完結】
第34章 解放区
本山は一瞬たじろぐも、恐る恐る亜美に声をかける。

「…高崎…?大丈夫…か?」

しかし反応は無い。

その凄まじいまでの輪姦の一部始終を傍観していた本山は、言いようの無い恐怖のような違和感を覚えていた。

それは会員達にでは無く、亜美に対してだった。

いくら抵抗しても無意味だからと言って、ここまでの陵辱を受けておきながら、亜美は一切、恐怖におののくような悲鳴を漏らさなかった。
むしろその一切を、自ら望んで受け入れているように見えた。
どこか振り切れたような、開き直ったようにも感じられたが、それとはまた様子が違うような気がした。

本山はこの違和感の正体が分からぬまま、まずは亜美の肛門に吸い付いているスッポンを、空気を逃がしながらできるだけそっと外した。

スッポンが吸い付いていた範囲が、その形の通り円を描いて真っ赤に染まり、吸引により肛門のヒダは無残にも外側に、痛々しくめくれあがってしまっていた。
その様子は、まるで毒々しい薔薇が咲いたようだった。

次に、膣に刺さったハンドブラシの柄を引き抜くと、亜美の胴体を抱えながらタンクとの拘束を解く。
冷え切ったそのカラダは肉感的な見た目に反して、悲しい程に軽かった。

本山はひとまず体勢を整えるため、亜美を便座に座らせた。

脱力しきって虚ろな表情を浮かべてはいるものの、意識はあるようで本山はホッと胸を撫で下ろす。

「…ちょっと待ってろ。今日はさすがに…ここで風呂に入ってから帰ろう。酒井さんも帰ったしバレないから大丈夫だ。その間に俺が片付けるから…」

「……せんせい?」

「ん…?なんだ?どっか痛むか?気分が悪いか?」

すると亜美は何を思ったか、目の前に立つ本山のズボンのゴムに手を掛け、脱がそうとする。

「おっ…おい!高崎!何やってんだ?!もう今日は終わったんだぞ?そんなことしなくていいんだ!さすがの俺も今日は…高崎!?聞いてんのか!?…あっ!?」

亜美は本山の半勃ちの肉棒を恍惚とした表情で見つめ、口に含んだ。

「…高崎っ!?やめろっ…あっ……んぁっ…」

その言葉とは裏腹に、口の中で本山の肉棒がムクムクと膨張していく。
亜美はそれを嬉しそうに咥えながら、こう言った。

「んふっ……せんせぇ…もっと……まだ足りないの……もっと汚して…もっともっと……じゃないと私……壊れちゃうから……」
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