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セイドレイ【完結】
第36章 審判
そこからの少女は、高いあえぎ声を叫ぶことは無くなり、短いうめき声を漏らすだけになった。

そして男は数分後、ついに射精を開始する。
馬並み、という形容をしたくなる程に、ひときわ大量のザーメンが少女の膣内に流し込まれているようだった。

その時も男は、無言を貫いていた。

男は射精を終えると、少女の太ももに自分が射精した分の『一』文字を追加した。


『正 正 正 正 一』


それが少女に刻まれた回数だった。
約1時間強の間に、21人の男達に、合計21発の精液が流し込まれたことになる。

そこから画面はしばらくの間、グッタリとした少女の姿を映していた。

数分後、再び男がスケッチブックを持って登場する。

そしてまた画面に向かって文字を掲げた。


『ここからが今日の特別企画!』


すると男は少女の耳元で、何か耳打ちしているようだ。

グッタリした少女が、ピクっとそのカラダを震わせる。

すると男は一旦、画面の外へ捌けて行く。


少女は身動きこそ取らないものの、何かに集中しようとしている様子だった。

そして1分程経つと、首を横に振ったのだ。

それを合図にしたのか、男がまた画面の中に登場し、少女の尻穴に刺さったままのバイブを高速で抜き挿しし始めた。

「…ああああああああぁぁぁ……あああっ……あああっ……あああっ」

少女がまた甲高い声であえぎ始める。
そしてしばらくすると、

「あっ…でひゃうっ……おひっこっ……れひゃうぅぅ…あっ…あー……」

少女は本日2回目の失禁をする。
すると、男はすぐさま手に隠していた体温計のようなものを取り出し、その先端を噴射する少女の尿にかざした。


視聴者達はざわつく。

そう。
それはどう見ても、妊娠検査薬だった。

そして男は少量の尿をひっかけたその妊娠検査薬にキャップをして、少女の膣に刺し込んだ。

カメラがその部分をアップにして映す。

膣に刺さった妊娠検査薬を映すこと、約1分。


そこには



妊娠反応を示す



真っ赤な2本線が



くっきりと刻まれていた。


更に男がその真横で親指を立て、グッドサインをして見せた。



そしてまた男がスケッチブックを掲げる。

そこには、こう書かれていた。



『この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。』
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