この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
セイドレイ【完結】
第36章 審判

そしてもう一人、今日の配信を見ていた者がいる。
そう、貴之だ。
貴之は亜美と別れてから今日まで、『セイドレイ』を一切見ていなかったのだが、千佳に対して酷いことをしてしまった自分への『慰め』のために、久々にアクセスしてしまったのだ。
しかし、貴之が知っている『aminogosyujinsama』は全て動画を非公開にしており、その代わりに『aminogosyujinsama_2』を名乗るものが現れていたことも、今日知った。
そしてそこで同時に、生配信があることを知ってしまったのだ。
貴之は自分の部屋で、22時の開始からそれを見ていた。
画面に映る元彼女が、次々と汚らしい男達に輪姦されて行く。
やはり、これが亜美の望んだことなのか。
やはり、これが亜美の幸せなのだろうか。
だとすれば、あの日公園で亜美に言われた事とも辻褄が合う。
これがまさに高崎亜美という少女の正体なのだ。
亜美は貴之より、この男達を選んだ。
貴之では、亜美を満たすことができなかった。
ただそれだけの話なのだ、と。
では貴之は、どんな気持ちで今日の配信を見ていたのだろうか。
画面の中で、男達が代わる代わる亜美を犯して行った。
貴之はそれを見ながら
自慰をした。
しかも一度では無い。
配信している間中、亜美が犯されている間中、何度も何度も、腫れ上がる程に自分の肉棒を扱きあげ、慰めた。
あれは確かに自分の彼女だったと思えば思う程に、言い表しようの無い興奮と、胸糞の悪さが交錯した。
そして何より、苦しかった。
真夏のアスファルトのように、貴之のカラダは芯から熱くなり、うまく放熱できないもどかしさをどうすることもできなかった。
それは配信が終わった今も、治まる気配は無かった。
貴之は一人ベッドの中で、自分の愚息を慰め続けていた。
「あっ…亜美っ……亜美っ……苦しいよぉ……会いたいよぉ…………助けてくれよ………あっ…亜美っ、亜美っ!あっ」
その名を呼ぶだけで果てることができた。
今日もう何度目か分からない射精。
直後に強烈に襲ってくる罪悪感と自己嫌悪。
そして虚無感。
ヒリヒリとした痛みを肉棒に感じながらも、貴之はその右手を止めることが出来ないでいた。
「亜美………助けて……………」
そう、貴之だ。
貴之は亜美と別れてから今日まで、『セイドレイ』を一切見ていなかったのだが、千佳に対して酷いことをしてしまった自分への『慰め』のために、久々にアクセスしてしまったのだ。
しかし、貴之が知っている『aminogosyujinsama』は全て動画を非公開にしており、その代わりに『aminogosyujinsama_2』を名乗るものが現れていたことも、今日知った。
そしてそこで同時に、生配信があることを知ってしまったのだ。
貴之は自分の部屋で、22時の開始からそれを見ていた。
画面に映る元彼女が、次々と汚らしい男達に輪姦されて行く。
やはり、これが亜美の望んだことなのか。
やはり、これが亜美の幸せなのだろうか。
だとすれば、あの日公園で亜美に言われた事とも辻褄が合う。
これがまさに高崎亜美という少女の正体なのだ。
亜美は貴之より、この男達を選んだ。
貴之では、亜美を満たすことができなかった。
ただそれだけの話なのだ、と。
では貴之は、どんな気持ちで今日の配信を見ていたのだろうか。
画面の中で、男達が代わる代わる亜美を犯して行った。
貴之はそれを見ながら
自慰をした。
しかも一度では無い。
配信している間中、亜美が犯されている間中、何度も何度も、腫れ上がる程に自分の肉棒を扱きあげ、慰めた。
あれは確かに自分の彼女だったと思えば思う程に、言い表しようの無い興奮と、胸糞の悪さが交錯した。
そして何より、苦しかった。
真夏のアスファルトのように、貴之のカラダは芯から熱くなり、うまく放熱できないもどかしさをどうすることもできなかった。
それは配信が終わった今も、治まる気配は無かった。
貴之は一人ベッドの中で、自分の愚息を慰め続けていた。
「あっ…亜美っ……亜美っ……苦しいよぉ……会いたいよぉ…………助けてくれよ………あっ…亜美っ、亜美っ!あっ」
その名を呼ぶだけで果てることができた。
今日もう何度目か分からない射精。
直後に強烈に襲ってくる罪悪感と自己嫌悪。
そして虚無感。
ヒリヒリとした痛みを肉棒に感じながらも、貴之はその右手を止めることが出来ないでいた。
「亜美………助けて……………」

