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第46章 日記

【9月1日】

今日から日記を書く
手紙でも作文でも、私は書き出しにいつも悩む
でも、頑張って書き続けて行こうと思う

これまでのことはまた後日
少しずつ別のページにまとめようかな

そう
これを書いているということは...
私は今、生まれて初めてスマホを手にしている
本山先生にお願いしたら、早速契約してくれた
お金はいらないらしい
案外、良い人なのかもしれない...それは無いか

慣れないので使い方が全然分からないけど
これから頑張って覚えて行きたい

今日は新学期の2日目
まだまだ暑い日が続く

千佳ちゃんの顔を見るのが本当に気まずい
彼女のお父さんは市議会議員の新垣太蔵
そして、私の初めての「客」...

彼女がそのことを知ったら、どんなに傷つくだろう
私の存在のせいで千佳ちゃんを苦しめる
私はこれから、一体どうすればいいんだろう

放課後に備品倉庫で、本山先生からスマホを受け取る
その後、先生とセックスをした

膣内に1回、中出し
そこを動画に撮影される

新学期からは、始業前と放課後
先生とのセックスが日課になる

でも仕方ない
今はこうするしか無いのだから

問題なのは、私自身の感覚
セックスをしていると、気持ち良いと感じてしまう瞬間がどんどん増えている...
本当は嫌なはずなのに、気づくと夢中で腰を振っている時がある
後からそんな自分が汚らわしくて嫌になる

これって日記に書くこと？
ま、いいか
ここは私だけの世界
誰も知らない、私だけの世界なんだから...

でも、良いこともあった
スマホの隠し場所に悩んでいた私に
親切なお婆さんが助けになってくれた

トメさん
ちっちゃくてかわいくて
あったかいおばあさん

あんな風に子供みたいに泣けたのはトメさんのおかげ

でも、余計にママとパパが恋しくなっちゃったなぁ...

悪いことばかりじゃないよね
こんな出会いがあるなんて
私はきっと運が良い
今日は少しだけ前向きになれた

人の力ってすごいな
私を苦しめるのも、助けてくれる人も
同じ人であることには違いないのに...

なんだかとりとめのない内容になってしまった
初日だからしょうがないか

後で読み返した時、この日記を見て私は何を思うだろう...

そんなことを思った1日でした

最後無理矢理まとめた感すごい...

でもこれが私

今日の私です。