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セイドレイ【完結】
第8章 終わりの始まり
それから数時間経っても、4人の宴は終わることがなかった。
穴という穴を、3人に代わる代わる犯され続ける亜美。
タガが外れた男たちを抑制するものは、もうなにもない。
そしてそれは、亜美も同じだった──。
「あはっ!どう考えても俺の子だよね?俺が一番亜美に中出ししてるんだしさ!亜美もそう思うだろっ??」
今まではただおぞましいだけだった慎二のそんな言葉も、一度受け入れてしまえば気にならなかった。
むしろ、なぜあそこまで頑なに抵抗していたかすら思い出せないほどに──。
「いや、慎二のより俺の方が濃いから俺だよ。な?」
「ワシに決まっとるだろう!まだまだ若いもんには負けん」
3人のそんな馬鹿げた意地の張り合いも気にならないほど、亜美は未だかつてなくセックスに没頭していた。
(ぜんぶ…ぜんぶ忘れちゃえばいい……これが私の本当の姿……なんだから……────)
カラダに群がる3人の男。
そのうちの誰かの種を宿した、この腹。
男たちは、我こそがその種馬だと主張するかのように、留まることを知らない欲望の固まりを白濁した液に込め、一晩中亜美の子宮の奥へと注ぎ込み続けたのだった──。