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セイドレイ【完結】
第53章 落日
社長室の外から微かに声が聴こえて来る。
恐らくこの事業所の利用者である児童と、支援員の声だろうか。
今日は天気も良いので、グラウンドで遊んでいるのかもしれない。


「...ほぅ?よう分からんがあれから少しは勉強したようだな?どうせ儂らからたんまりせしめた示談金で学校に行ったんだろう?いいよなぁお前は。ん?あんだけヒィヒィよがっておきながら、被害者ぶってりゃ銭が舞い込んで来るんだもんなぁ?全く、これだから女は信用ならん...」

社長席に座り、亜美の履歴書を眺めてはそう詰る大川。

そんな大川の前に亜美は膝を付き、その股ぐらに顔を埋めていた。
大川の股間からは、まるで掃除されていない小便器のような臭いが漂い、亜美の鼻を犯す。

「んふぅっ...!んっ.....んんんっ...!」

大川は亜美の頭を片手で押さえつけ、肉棒を喉奥まで捩じ込みイラマチオをさせる。
口から漏れ出した唾液が糸を引いて滴り、亜美の真っ白なブラウスの胸元が汚されていく。

「...恥も知らず、誰の子種かも分からん忌み子など産みおってからに。よくもまぁそんな平気な顔で母親を気取っていられたもんだ。おお?お前のような罰当たりが支援員だと?笑わせるなっ!そんな穢れた手で何かを救おうなど思い上がりも甚だしいわっ!この淫売めっ!」

積年の怨みでも晴らすかの様に、大川は容赦ない言葉を亜美に浴びせながら、渾身の一突きを喉奥へと放つ。

「...げふぉっ!げふっ.....うっ...んんっ.....ぅぅ...」

亜美はそのあまりの苦しさに嘔吐くと、大川の肉棒を口から吐き出す。
喉が焼けるように痛い。
久しぶりの感覚だった。

「けっ...尺八も満足に出来んのか?あの頃はいそいそと自分から咥えておった癖に。それともあれか?今は金にならんから手を抜くのか?売女の上に守銭奴とは目も当てられんなぁ。...おら、口が駄目なら尻を出さんか尻をっ...!」

「...も、申し訳...ありません.....」

亜美は言われるがまま、タイトスカートに包まれた形の良い尻を突き出し、床に四つん這いになった。

(ダメっ...これ以上...こんな風にされたら私っ.....)
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