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パパとナナとモモちゃん
第4章 最終章 モモちゃんとパパとナナ
夕方、家に帰ると、玄関からいつものよう真っ直ぐリビングに向かう。
「ただいま~」
と大きな声で入る。
パパ、風呂上りなのかタオル首に巻いて、リビングのソファに座って缶ビール飲みながらのんびりニュース観てる。
パパのテーブルの上には、わかめときゅうりの酢の物の小鉢が載っている。
「おう、おかえり」
とパパ。
モモちゃんはというと……リビングの奥のキッチンでエプロン姿で料理作ってる。
今日もいい匂いが漂っている。
もう、いつもの光景だ。
「お腹ペコペコ~、モモちゃん、ゴハンまだ~?」
「おかえり、ナナちゃん。もうすぐできるから、あ、これテーブルに運んで」
「うん」
モモちゃん、大きいお腹ゆすってお料理してる。
モモちゃんのお腹の中に赤ちゃんいるの。
誰のって? 
もちろんパパの……。
まあ、あれから1年、いろいろあって大変だったよ。
でも、こんなかたちに落ち着きました。
あたしの友達だったモモちゃんは、今ではパパの奥さん。
お腹の赤ちゃんはあたしの弟。
あ、男って分かったから。
ん~でもモモちゃんは、あたしのママではないかな……。
かわいらしかったモモちゃんは今、なんか、もう“大人の女”って感じ?
パパに向ける眼差しは、優しくもあり、強い決意みたいなものも感じられる。
多分、パパ、浮気したら、モモちゃんに殺されるよ。
でもモモちゃん幸せそう。
パパも。
あれからしばらくして、モモちゃんとこの家で一緒に暮らすようになって、夜、何度かモモちゃんの声聞こえた。
必死に声を出さないようにしてるのわかるんですけど、
『ああっ!』とか
『あっ……あんっ……』とか
はっきり聞こえてますから。
しまいに
『あああっ! きてっ! 中に~~!』
って絶叫だし。
もう覗く気も起こらない。
次の日から、耳栓、必需品。
てか、もうちょっと自粛してよね、パパも。
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