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甘い瞬間まで待っていて
第3章 触れた唇
フレミンスの第二弾コラボ商品として

メイクポーチとバッグの会議が行われた。

商品開発担当数名と共に

フレミンスのオフィスを訪ね

悠妃も足を運んだ。

会議がまとまり会議室から帰ろうとすると

声を掛けられた。

「須藤社長ー、先日はどうも。」

「長嶺社長 ご無沙汰してます。」

「そんなかしこまった挨拶いらないよ。

それよりどう?来週、食事にでも」

以前、長嶺に誘われ食事に行ったところ

3軒目の店で悠妃は太ももの間を触られたのだった。

やんわり断っておいたが次はどうなるか…

「ご一緒させていただきます。」

すごく悩んだが誘いを受け入れたのだった。
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