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甘い瞬間まで待っていて
第3章 触れた唇
響也は悠妃の家まで送り 鍵締める様子を見届け
帰宅した。
悠妃は布団の中で心拍数の上がった身体を
沈めようとしたが中々眠れなかった。
唇には優しく触れたあのキスの感覚が残っていた。
遊ぶなら他の女にしてよね…
キスなんて久しぶりすぎて。
どう反応していいかわからないじゃない。
悠妃は会社を立ち上げる前に彼氏は いたが
会社の跡を継ぐ時に別れていた。
3年ぶりのキスってこんなにドキドキするの?
悠妃の指先はずっと唇に触れていた。