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甘い瞬間まで待っていて
第5章 気の迷い
「お洒落になったね。
スカートあんまり履かないイメージがあったよ。
彼氏にしたい人でも見つかった?」
「いえ…」
「この前 紹介した後輩の息子
残念がっていたよ。」
「ごめんなさい。
私には仕事があってるみたいです。」
一度食事へは行ったけど付き合うイメージが
無くてお断りした人だった。
「恋愛向いてないんです…」
「やっぱりまだ響也君のことが気になる?」
「…ッ そんなことないです。」
斉木さんには響也と再会して
一緒に働いてるなんて言ってない。
お節介なこと言われそうだし
私は響也に心開いて貰える事に期待してはいけない。
父が横領という最低な事をしたのだから。
許してもらおうとは最初から頭にない。
スカートあんまり履かないイメージがあったよ。
彼氏にしたい人でも見つかった?」
「いえ…」
「この前 紹介した後輩の息子
残念がっていたよ。」
「ごめんなさい。
私には仕事があってるみたいです。」
一度食事へは行ったけど付き合うイメージが
無くてお断りした人だった。
「恋愛向いてないんです…」
「やっぱりまだ響也君のことが気になる?」
「…ッ そんなことないです。」
斉木さんには響也と再会して
一緒に働いてるなんて言ってない。
お節介なこと言われそうだし
私は響也に心開いて貰える事に期待してはいけない。
父が横領という最低な事をしたのだから。
許してもらおうとは最初から頭にない。