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甘い瞬間まで待っていて
第1章 プロローグ
家の中の家具まで差し押さえされ
父方の祖父の家に響也は引き取られることになった。
「悪いな…響也を一人にして。
わしがいるからな。大丈夫だからな。」
「…。」
それでも爺ちゃんは他人にしか見えなかった。
そんな爺さんも大学入学直後で
逝ってしまった。
あの時 俺を一人で引き取ったから
ボロボロになるまで夜遅くの清掃の仕事もして
働いてくれた。
響也はアルバイトの掛け持ちも始めた。
大学生後半は自分の投資した株で
やりくりして儲けることもあった。
…が マイナスになることもあった。
就職活動も始めている。
父方の祖父の家に響也は引き取られることになった。
「悪いな…響也を一人にして。
わしがいるからな。大丈夫だからな。」
「…。」
それでも爺ちゃんは他人にしか見えなかった。
そんな爺さんも大学入学直後で
逝ってしまった。
あの時 俺を一人で引き取ったから
ボロボロになるまで夜遅くの清掃の仕事もして
働いてくれた。
響也はアルバイトの掛け持ちも始めた。
大学生後半は自分の投資した株で
やりくりして儲けることもあった。
…が マイナスになることもあった。
就職活動も始めている。