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甘い瞬間まで待っていて
第7章 お揃いのカップ
「ただいまー」

悠妃が取引先の接待だったのだ。

響也には先に寝るようメールした。

家に帰るとソファーの上で響也が寝ていた。

「こんなとこで寝てると風邪ひくよ?

ベッド行きなよ…」

揺さぶっても返事なし。

寝息だけが聞こえてくる。

響也って寝顔って少しホッとするんだよね。

昔の面影が残ってて…

そういえば最近仕事忙しくてキスしてないな…

自分から言うの恥ずかしいし…
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