この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘い瞬間まで待っていて
第9章 お礼
何年も築いていたものが音をたてて

静かに…崩れていった。

島は 出社しなくなった。



「本当にお前が盗んだのか?」

桂木は頭を抱えながら何度も両手で

須藤の肩を揺らした。

「…はい。」

「島が やったんだろ?」

「私です。」

島には介護している親がいたはずで。

須藤は嘘を並べはじめた。

盗んだのは島だが。

俺の責任だ。管理不足だったんだ。

9000万…どうしたって返しきれない額だ。


だから

人を疑うことを忘れるなと言っただろう?!」

桂木社長は優しかった。

何度も再建手伝うから職場に残れと言ってくれた。

でも俺には辞表を出す他

浮かばなかった。
/89ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ