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第2章 切り裂かれた制服

それから２時間半後のことでありました。

雨は、夕方以上に強烈になっていましたので大雨警報が出ていたようでありました。

ところ変わりまして、東村にありますひさとの一家が暮らしている家にて…

家の食卓には、ひさととりほことひさとの両親となおととみさこがいました。

今夜は冷たい雨が降るので、りほこは温かい煮込みうどんを作りまして、家族に振る舞っていました。

「今日は温かい煮込みうどんよ…おうどんがいっぱい入っているからたくさん食べてね…」
「うん…」

家族みんなが、温かい煮込みうどんを食べている時に、みわこが帰って来たみたいなので、りほこはお鍋にみわこが食べる分を入れていました。

悲劇は、その時に発生したのでありました。

(ドサッ!!)

玄関の方でドサッと言う音がしていましたので、ひさとが玄関に行ってみたのでありました。

「みわこ…お帰り…今日は温かい煮込みうどんだよ…みわこ…みわこ…ヒィィィ!!みわこ!!おい、どうしたのだ!!どうしたのだみわこ!!」