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第2章 切り裂かれた制服

玄関に行きましたひさとは、ボロボロに傷ついてしまったみわこを見たとたんに顔が真っ青になっていたのでありました。

髪の毛がさびでひどく汚れていて、ほほが大きく腫れていて、左のほほから血がにじんでいた上に、口元から血が出ていたのでありました。

制服のブラウスは、さびと泥でグチョグチョに汚れていて、前側はひどく破れていて、ブラジャーを引きちぎられて、右足にひっかかっているショーツも泥でグチョグチョに汚れていて、足元からも血がたくさん流れていたのでありました。

「みわこ…みわこ…おいみわこ…どうしたのだ!?みわこ…かあさん!!とうさん!!みわこがボロボロに傷ついているよ!!かあさん!!とうさん!!」

奥の居間から、ひさとの両親が出てきたのでありました。

「どうしたのだ…みわこ…みわこ!!おい、どうしたのだ!!みわこ!!」
「ああ!!みわこ!!」
「どうしてこんなことになってしまったのだ…みわこ!!みわこ!!」

みわこは、派手なシャツを着た男からシツヨウに殴られた後に、ボロボロに傷ついてしまうまで犯されてひどく傷ついてしまったので、救急車で最寄りの救急病院に搬送されてしまったのでありました。