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第2章 切り裂かれた制服

（ヒュンヒュンヒュンヒュン…ウーウーウーウー!!キーッ!!バタン!!ダダダダダ!!カチャン!!カチャカチャ…コンコンコンコン!!カチャカチャ!!ガチャ!!ギー!!バタン!!)

夜８時50分頃のことでありました。

場所は、喜田村にあります済生会病院の救急搬送口にて…

派手なシャツを着た男からより強烈な力で殴られた後に、ボロボロに傷つくまで犯されてしまったみわこは、救急車で病院に搬送された後、救急外来で診察を受けていました。

みわこの顔は、より強烈な力で殴られたことが原因でひどく腫れていまして、足元も複数のひっかき傷がひどいことなどで重傷を負っていたのでありました。

救急外来の診察室では、医師たちの怒号が響いていましたのでものすごく緊迫していたのでありました。

救急外来の診察室の外では、りほことひさとと両親となおととみさこの６人がいまして、ボロボロに傷ついてしまったみわこのことを思って心配になっていたのでありました。

「あなた…どうしましょう…」
「ああ…家族がこれからみんなで仲良く暮らして行こうと思っていた時に…みわこがレイプの被害に遭うなんて…ああ…みわこ…みわこ…」

みさこは、かすみに『おかーさん…おかーさん…おねーちゃんどうなるの…ねえ…おかーさん…』と言って泣いていました。

かすみは、ぐすんぐすんと泣きじゃくっているみさこにどのようにしてなぐさめてあげれば好いのかわからないと言いまして困り果てていました。

しばらくしまして、救急外来の診察室から男性の医師が深刻な表情をしまして、家族６人の前にやって来ました。