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黒い雨
第3章 家庭崩壊の始まり
レイプの被害を受けたことによる身体の治療を終えましたみわこは、5月12日に退院をして家に帰宅をしましたが、深刻な事件の影響が今も根深く残っていたので、家族7人は大きな傷を背負って暮らして行くことになりました。

ひさとは、みわこがレイプされた事件を機に家族に申し訳ないことをしたと思っていましたので、これからは家族のためだけに生きて行こうと訣意(けつい)しました。

かつのりは、定刻通りに帰ることができる部署に転向をしまして、夕方の5時になったら寄り道をせずにまっすぐに家に帰ることにしました。

かすみは、職場の人にお願いしましてパート勤務を日中の5時間で、夕方4時までに帰ることができるようにセッティングしていただきましたので、仕事が終わればまっすぐに家に帰ることができるようになりました。

ひさとも、仕事が終われば寄り道をせずにまっすぐに家に帰ると言いました。

りほこは、みわこが学校ヘ行くときにはなおととみさこと一緒に車にのせて送り迎えをするようにしました。

なおとは、地区の少年野球チームに在籍をしていまして、夏の地区大会でベンチ入りをすることが確実になっていましたので、今治地区大会で優勝をして愛媛県大会と全国大会で優勝をすれば、みわこが元気になれると思っていましたので、野球の練習に力を入れるようになっていました。

家族6人は、みわこが元気になることができるように努力をしていましたので、どうにかいつも通りの暮らしを維持して行くことができました。

みわこが元気になれるようにと思いまして、家族6人はあれこれと工夫をしていたのに、ものの数日でトンザしてしまったのでありました。

そのようになってしまった原因がなんなのかはよくわかりませんでしたが、おそらくはどこかで気持ちがたるんでいたようでありました。

そうした気持ちのたるみが原因で、一家は再び悲惨な事件に巻き込まれてしまうのでありました。
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