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第3章 家庭崩壊の始まり

「まりえ…オレ…むなしいのだよ…」
「ひさと…」
「りほこと結婚して以降…オレはなんのために結婚をしたのかがわからなくなってしまったので…気持ちがブルーになっているのだよぉ…」
「なんのために結婚をしたのかが…わからない…」
「ああ…」

ひさとはこう言った後に、缶ビールをひとくちのんでからこう言ったのでありました。

「オレ…りほこにもうしわけないことをしてしまった…キューデン(本社)の社内恋愛のカップルを別れさせてしまったので…オレ…」
「奥さんと別れたいのね…」
「ああ…」
「まりえ…ひさとのこと…放っておけないわ…まりえが…ひさとの恋人になってあげる…」

まりえはひさとのことを放っておけないと言っていましたので、ひさとはまりえの優しさに甘えてしまったのでありました。

その後、ひさととまりえは衣干町のヤマダ電機の近くにありますラブホヘ行きました。

ラブホの一室にて…

ベッドの上には、白のブラウスとクリーム色のスカートを着ているまりえが横たわっていたのでありました。

ひさとは、バスローブを取った後にまりえの身体を無我夢中でむさぼっていました。

「ああ…ひさと…まりえの身体をボロボロになるまでむさぼって…ああ…イヤ…イヤ…」