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第1章 プロローグ～悲劇の始まり

りほこの家は、両親と兄夫婦の家族(夫婦39歳同士と子供二人＝二人とも男の子・12歳と９歳）とりほこの７人家族でありました。

兄夫婦は、大学の時からのお付き合いを重ねて13年前に結婚をしました、二人の男の子が生まれて来ましたが、りほこの父親が息子夫婦の子供二人は孫じゃないと言いましてひねくれていましたので、りほこに結婚をしてほしいと思っていたのでありました。

りほこは、結婚相手を見つけるためにショッケンに入社をしたのでありました。

そのときに、同じ部署で働いていました男性と知り合って社内恋愛を実らせて結婚することが決まったと言うのに、りほこの父親が社内恋愛で知り合った男性と結婚をすること自体が気に入らなかったので、いじけてばかりいたのでありました。

この時に、ひさとが社内恋愛推進会社は富田新港のキューデンだけなので、結婚相手に出会えないと言いまして『工場の待遇面が悪い!!』とか『工場長はお見合いイベントを企画していると言っているのにウソをついたので工場長をどついてやる!!』と言いまして、暴動を起こす手前になっていましたので、困り果てた工場長さんが必死になってなだめましたが、ひさとは工場長さんに対して『キューデン本社のカップルを別れさせろ!!』と怒鳴りましたので、工場長さんは困り果ててしまいましたので、キューデン本社ヘ行きまして、手当たり次第にカップルさんに別れてくれと言いに行ったのでありました。

その結果、キューデン本社で一番収入が高いりほこの婚約者の男性にお願いをしたと言うことでありました。

りほこは、納得が行かないと言いましてひさととの結婚をしぶっていましたが、りほこの母親は父親がどうしてもりほこが産んだ赤ちゃんを抱きたいと言っていた上に、ひさとはお給料が11万円で低いけれど、ご両親の収入があることなどを言いまして、ひさとと結婚する方がいいのではと口やかましく言っていたのでありました。

りほこは、母親の言いなりになりましてひさとと結婚をすることになったのでありました。

2016年４月28日に、りほことひさとは入籍をしましたが、ひさとの両親がごり押しで結婚をしたと言うことでありましたので、誰も祝ってくれなかったのでありました。