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黒い雨
第4章 嫁を粗末にしたあとの代償(つけ)
「ちょいと大角さん…」
「あら…奥さま…」
「大角さん…ちょいと話があるけどかまんかしら…」
「奥さま…」
「大角さん…ひさとさんのことなんだけど…この最近、天保山のAコープの配送センターの前に毎日来ているようだけど…何をしよんかしらね(何をしているのかしらね)…」
「えっ?何のことなのでしょうか?」
「大角さん!!アタシね!!今日はものすごくイラついているから言わせてもらうけれど!!ひさとさんはいつ頃からストーカーみたいなことをしているのかしら!!」
「ストーカー…ひさとがストーカーをしていたって!?」
「ええそうよ!!あんたーね!!今日、JAの本所からひさとがまりえさんに対してストーカーをしていることが分かったのでケーサツヘ連れていったのよ!!ひさとはケーサツから警告されたのよ!!分かっているのかしら!!」
「警告…ひさとがケーサツから警告を受けたって本当なのですか!!」
「そうよ!!」
「そんな…」

奥さまは、ひと間隔を空けてからかすみにこう言ったのでありました。

「大角さん…ひさとさんは…お嫁さんいないのかしら…」
「いません…」
「どうしてなのよ!?」
「いたけれど、追い出しました!!」
「追い出したって…」
「ひさとの嫁は、みわこの修学旅行の費用を頭がボロい女に貸したので、みわこが楽しみにしていた修学旅行に行けなくなってしまったので追い出しました!!」
「どうしてそんなかわいそうなことをしたのよ!?」
「奥さま!!ひさとの嫁は家のお金を無断で使ったのよ!!アタシたち家族は被害者なのよ!!嫁の家は親の教育が悪いのよ(他にもりほこのことをボロクソ言っていたと思う…)」
「もうわかったわよ!!大角さんカタの家にはもうお嫁さん必要ないみたいね!!さっきから聞いていたらなんなのかしら一体!!もうあきれたわ!!」

近所の奥さまは、あきれた声でこう言いました後に大きくため息をつきました。

7月17日の事でありましたが、ひさとは今治国際ホテルで開催されているブライダルフェアーに来ていたまりえと婚約者の男性に付きまとっていた事が明らかになりましたので、両親は激怒しまして今治国際ホテルヘ行ったのでありました。

ホテルのスタッフルームにて…

かつのりは、ひさとの髪の毛を引きずり回した後に土下座をさせてまりえと婚約者の男性にあやまれと怒ったのでありました。
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